府道137号線を愛宕山方面に向かう途中、京都最恐と言われる有名な心霊スポット「清滝(きよたき)トンネル」があらわれます。
京都最恐・・いや関西最恐とも言われる清滝トンネルを紹介します。
全国的にも心霊スポットとして知られる清滝トンネルとは?
清滝トンネルは京都の市街地から少し離れた場所、嵐山から車で5分程の愛宕街道上にあります。
もともとは愛宕神社の参拝のための鉄道が通っていましたが第二次世界大戦時に廃線。
戦争中は飛行機の部品を作る工場となります。
昭和初期には愛宕山はホテルやスキー場もある一大観光地だったんだ
戦争中に不要不急な路線とされ廃線とされてしまったんだな
そして軍事用の工場ができたわけだから・・
悲しくて暗い過去があるわけだな・・
戦争が終結、のちに街道となり一般の車両が通行できるようになりました。

危険!清滝トンネルは幅が狭い一車線通行
清滝トンネルはもともと愛宕山鉄道用のトンネルだったため幅が非常に狭く、現在でも出入り口に信号がある交互通行の一車線道路です。
幅狭の道路ですが路線バスも走っています。
自転車や徒歩での通り抜けは法律上では通行可能ではありますが、心霊とは別の意味でとても危ないのでご注意ください。
清滝トンネルの怖い話
青信号は幽霊からの招待サイン!?
トンネルの出入り口のある信号が青でスムーズにトンネル内に入れる場合、それは幽霊が招いている証拠、と言われています。
青信号だった場合はいったん赤信号になってから再び青に変わるのを待つか、トンネルを迂回して峠を超えるようにしないととても怖いことが起こる・・
とされています。
下向きのカーブミラー

トンネル脇の坂の奥、清滝峠の頂上にあるカーブミラーは取り付け角度がちょっとおかしく、本来のカーブミラーとしての意味をなしていません。
通称「意味なしカーブミラー」。
このカーブミラーにも怖い噂があり、この世のものではないものがうつっていたとか、自分の死に姿がうつるとか、姿がうつらなければ近々死が訪れる・・
などなど言われています。
鏡は霊道といい、この世とあの世をつなぐ場所ともさているため怖い噂がたちやすいのでしょう。
女性の霊の目撃談多数

ボンネットに白い服の女性が落ちてくる、ボンネットに血の手形がつく、ハイヒールの足音に追いかけられる、天井に女性が張り付いていた、女性の泣き声が聞こえる・・
などなど、清滝トンネルでは想像しただけでも怖い、女性の霊の目撃談がとても多く寄せられています。
このトンネルで亡くなった女性の霊だ、と言われていますが真相は定かではありません。
携帯をなくしたと思ったら・・
面白半分で清滝トンネルを訪れたのち、携帯がなくなったので友人から借りて発信した。
呼び出し音の後、電話に出た人物は
「清滝に行ったでしょう、清滝に行ったでしょう、清滝に行ったでしょう・・」
と一方的に何度も繰り返した。
後に車のシート下から携帯が発見された。
どうやら幽霊を車に乗せてしまったようだった・・
背筋がゾーッとしますね・・
その他にも、
- 行きと帰りでトンネルの長さが違う
- トンネル内で停車し明かりを消してクラクションをならすと怪奇現象が起こる
- トンネル付近で巨大な人影があらわれる
などなど、こわい噂が後を絶ちません。
この清滝トンネルでおこる心霊現象は、愛宕鉄道の時代に起こった鉄道事故で亡くなった方の霊や、京都にあった大規模な処刑場で処された武士たちの怨霊が漂っているために出没する、とも言われます。
※迷惑行為はやめましょう
清滝トンネルを抜けた先には集落があり、行き止まりです。
深夜の走行音や騒ぐ音は近隣の方の迷惑になるので絶対にやめましょう。

