心霊スポット

京都の心霊スポット①花山トンネル

廃トンネルのイラスト

京都は平安の時代~数多くの戦が行われた時代にも日本の重鎮都市のひとつとして存在していました。

大規模な葬送地や処刑場も作られ、戦で命を落とした武士や敗戦により処刑された武士、見せしめに殺された貴族など非業の死・無念の死を迎えた人々が数多く没した地でもあります。

そんな歴史から、現在の京都にはいくつもの心霊スポットが点在しています。

京都市の中心街と山科区をつなぐ「花山(かざん)トンネル」も京都屈指の心霊スポットとして知られています。

花山トンネルは多くの遺体が運ばれた道


渋谷(しぶたに)街道・・京都市街と山科区市街を繋ぐ街道にある全長141mの花山トンネル(花山洞)。

この付近は江戸時代には「しるたに」と呼ばれ、ぬかるみが多く通行が危険な土地で、ここを安全に通れるよう花山トンネルが作られました。

その後、並行して走る五条バイパス・東山トンネルが開通してからは歩行者と自転車専用のトンネルとなりました。

花山トンネルと東山トンネル
火山トンネルと東山トンネル
画像元:Wikipediaさん



実はこの渋谷街道という道は「京都三大墳墓地」のひとつ、鳥辺野(とりべの)の中を通りぬける道でした。

鳥辺野はとても有名な葬送地で、数多くの死体が風葬された地です。

平安時代、疫病の流行や大きな災害などたくさんの人々が亡くなり、人口の多かった都ではその死体の処理に悩まされました。

身分の高いものは火葬されきちんと葬られましたが、一般市民の死体は持て余されました。

平安京を汚さぬよう都の外へ、ただし遠すぎては大量の遺体を運べない・・
ということで京から程近い場所で風葬されました。

この花山トンネルは実に数多くの遺体が運ばれた場所とされています。

京ギツネ

「風葬」は死体を焼いたり埋めたりせず、野ざらしにして葬る方法。
鳥に遺体を食べられることから「鳥葬」とも言うぞ。

鳥や獣についばまれ食いちぎられ、腐り朽ち果て白骨化していく・・

風葬地ではそんな死体が数えきれないほど大量にあるわけだから、なかなか恐ろしい光景だな。



時代の移り変わりとともに鳥辺野は庶民の風葬地から貴族の火葬地へと変わっていきます。

この鳥辺野から立ちのぼる煙を詠んだ諸行無常をうたう句が歌集にたくさん残されています。

そのためこの付近は高倉天皇陵・六条天皇陵・豊国廟(豊臣秀吉の墓)など名だたる皇族・貴族の墓地が多い場所でもあります。

その後もこの花山の地には火葬場が建てられ、現在も京都市中央斎場という火葬場が存在します。

たくさんの死体が運ばれ野ざらしにされ、有名な墓地もあり、現在も火葬場がある地・・

古いトンネルというのはそれだけでもどこかおどろおどろしい雰囲気があるものですが、それを差し引いたとしてもこの花山トンネルは心霊スポットとされるには十分すぎる歴史背景があるわけです。

https://twitter.com/yuki_p10/status/783222394060091392

実際に目撃された数々の心霊現象


花山トンネルでは実際に数々の心霊体験が報告されています。
いくつか紹介してみます。

血の手形
  • 天井から血がしたたり落ちてきた
  • 男性のうめき声が聞こえた
  • 女性の声が聞こえた
  • 着物姿の女性がたたずんでいた
  • 落ち武者の幽霊とすれ違った
  • トンネル内で何かに背中を押され、のちに確認すると衣類に血の手形がついていた
  • 事故で退廃したバイクを運転者の霊が眺めていた


などなど・・
様々な心霊現象の噂が後をたちません。

有名な霊能者も、この花山トンネルは近づかない方がいいとテレビ番組の企画を断ったり、テレビでは放送できない映像がたくさん撮れてしまったこともあるとか・・

肝試しなど面白半分で近づくことは危険なおそろしい心霊スポットと言えるでしょう。

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